花と緑と健康のまちづくりフォーラム

園芸福祉について

園芸福祉とは

植物と接し、みんなで楽しみや喜びを共有。
「花」や「緑」を育てて「幸せ」になる事。

土を耕し、種を蒔き、水や肥料を与えて花が咲くと嬉しくなります。その花を部屋に飾り、お隣りさんにお裾分け。あげる方も、もらった方も笑顔になり、そこに小さな幸せの輪が広がります。元来、園芸の「芸」には花や草の形、色の美しさを愛でるという意味があります。
こういった園芸を福祉の視点で関わる園芸福祉とは、みんなで花や野菜を育て、共に学び、開花や収穫を喜び、交流を通じて誰もが楽しめる豊かな社会をつくる事。花や土いじりが好きだから、仲間がいるから、この気持ちが園芸福祉の原点なのです。
私たち“花と緑と健康まちづくりフォーラム”は創設以来、子どもやお年寄、そして障がい者に寄り添い「誰もが花と触れ合う楽しい園芸」を目指しています。
そして、障がい者が自立し、社会参加できるよう“農福連携”を推進しながら、仲間を作り、植物と触れ合い、みんなで幸せになる様々な活動を実践しています。

「園芸福祉」の一環として、農福連携を推し進めています(PDF)

初級園芸福祉士(園芸福祉士)とは

園芸福祉活動を地域に広め、
円滑に推進できるように努める事。

初級園芸福祉士は、初級園芸福祉士認定試験に合格した人に与えられる資格で、協会に会員登録が必要です。役割は、園芸福祉活動を地域に広め、円滑に推進できるように努める事。また園芸福祉士は、園芸福祉活動はもとより、リーダーやコーディネーターとして務め、初級園芸福祉士に比べ仕事量や責任が多くなっています。
障がい者が、無理なく働きやすいと言われる園芸は、作業をする事で心身に良い影響を与え、モチベーションにつながります。また、花は五感「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(皮膚感覚)」で感じることが出来、障がいの種類に関係なく楽しめる事から現在、当フォーラムは、名古屋市内の鶴舞公園や東山公園の花壇の手入れ・管理を一緒に行い、障がい者の自立をサポートしています。
また、農業分野においても農家と障がい者の間に入り、双方とコミュニケーションをとって生産アップにつなげるなど園芸福祉のキーマンとしての活躍が期待されています。

「農業分野における障がい者雇用推進事業」のご紹介(PDF)

初級園芸福祉士養成講座とは

初級園芸福祉士認定試験対策として養成講座を実施。
あなたも受講してみませんか。

2002年から「日本園芸福祉普及協会」認定の資格制度が導入されました。この初級園芸福祉養成講座は、初級園芸福祉士として必要な知識や技術を習得するための講座で、園芸福祉に興味のある方なら年齢に関係なく、どなたでも受講できます。 毎年、春と秋に各地で開講され、名古屋港ワイルフラワーガーデン“ブルーボネット”でも実施しています。
講座の内容は、園芸福祉の基礎知識を始め、活動プランの作り方や、植物の栽培技術、種類など経験豊かな協会認定講師が、試験のポイントを詳しく説明。
修了者は、毎年2月に実施する初級園芸福祉士認定試験の受験資格を得ることができます。花が好き、人が好き、自然が好きな方。是非受講をおすすめします。

くわしくは日本園芸福祉普及協会ホームページをごらんください